• 木曜日, 1月 23rd, 2014

と言って、来院される患者さんはけっこういらっしゃいます。
取れた物お持ちですか?と、お聞きすると、無くした!とか、捨てた!という方がいらっしゃいますが、捨ててしまうのはもったいない場合があります。

(歯につける金属には、歯に溝を掘ってつける詰め物と、歯全体を削って被せる被せ物に別けられますが、ここでは詰め物として統一させて頂きます。)
では、何で取れたか?
原因はだいたい二つ。
その歯そのものに問題があるか、
その歯以外に問題があるか、
大きく別けると、この二つ。
歯そのものに問題がある場合、虫歯が原因だったり、歯が割れて欠けてしまった時は残念ながら新しく詰め物をこしらえないといけない場合がほとんどで、取れた詰め物は使えません。
しかし、
詰め物が入っていた歯に問題がないのに取れた場合、お持ち頂いた詰め物に少し手を加えるだけで、そのままもとに戻せる事も意外と少なくないのです。
つまり、
取れた詰め物は、ポイッと捨てずに一応お持ち頂いた方がいいのです。