暖かくなってまいりました。
薄着になってきますので、冬に溜め込んだ皮下脂肪を落とすために激しい運動をするわけです。
すると、次の日、又はその次の日に筋肉痛が襲って来て来るので辛い思いをするわけです。
毎年恒例です(^_^;)。
筋肉痛と言えば…。
歯にも筋肉痛が起きます。
正確に言うと、筋肉痛によって関係の無い歯の痛みが起きます。
これを非歯原性歯痛(筋肉痛だけではなく、関節や神経など色々あります。)といいます。
虫歯は無いはず…。
治した筈なのに…。
そんな時は、他に原因が有るかもしれません。
意外と臨床(現場)ではあることなのです。
一度診させて頂ければと思うのでしたm(__)m。
親知らずが痛くて来院される患者さんがいらっしゃいます。
虫歯になりやすい歯ですから、虫歯が原因？
実は、虫歯になって痛くて来院される患者さんは、ほとんどいません。
大多数は、親知らずの周りのハグキが痛くなって、来院されてます。
つまり、親知らずの周りのハグキが、極度に強い急性の痛みの激しい歯肉炎になっているのです。
ちゃんと奥まで磨いているけどなぁ…って方でも、残念ながら親知らずという歯の生え方(位置や方向)によって、予防は困難を極める場合があります。
ただ、予防できる場合もあるので、一度は試していただいてもいいかもしれません(^_^;)。
簡単に言いますと、親知らずとその周りのハグキの間に食べカスが入り込んで、強い炎症を起こすので、
アレ？なんか親知らずに違和感があるな…。と思ったら、すぐに親知らずとハグキの境目に、あまり力を入れすぎないように歯ブラシをかけて、汚れを掻き出す。横方向に手首をかえしながら、ササッと。
これで、１日、２日で、治ってくれれば、とりあえずは大丈夫(^_^;)
ただ、３日経っても変わらないなら、すぐに歯医者に行きましょう！
大丈夫です。痛い場所に無理やり麻酔の注射を打って、痛い親知らずをいきなり引っこ抜くなんて事はありませんからp(^-^)q
そっと機械で汚れを取って、後はお薬で治しましょ。
って感じが、ほとんどなのが実際ですから。
詳しくは、まずは診てから。になりますが(^_^;)。
治療の基本として、まず歯を治す事から、元の状態に戻す事を考えています。
つまり、歯を抜く事は頭の中に無いのです。
と言うのも、どのようにして歯を治していきますと説明させて頂いた後で、
抜かなくていいんですか？
って聞かれる事がしばしばあるからです。
僕からしたら、えっ？って思うのですよ。最初から、歯を抜く事なんて考えて無かったから。
で、気づいたのですが、
確かに歯医者って、ペンチ持って歯を引っこ抜くってイメージですよね。
もうそんなイメージは昔の話。って、勝手に思っているのは、他の誰でもない歯医者だけ。
皆はまだまだそう思ってくれていないって事を、今一度肝に命じて保存(歯を抜かずに治療)と、予防(歯周病が今でも歯を抜く事になる一番の原因なので…)を頑張らなければ！
と、思いました。m(_ _)m
２月８日。
大雪です。
帰り道に、川間から流山おおたかの森に行って、つくばエクスプレスに乗ろうと思いました。
これが、全ての間違いの始まりでした。
で、
ＴＸ運転見合せ
↓
じゃあ、柏で常磐線乗ろう。
↓
ＪＲ運転見合せ
↓
仕方ない。東武線で戻るか。
↓
野田線運転見合せ
↓
あっ！！Σ（￣□￣;）
柏で袋小路になっちゃった(ToT)
ちょっと贅沢に、
タクシーで帰ろう。
ものすごい長蛇の列でしたが、試しに並んで見たら15分位で、スイスイっと。一度止まって一時間位で、まぁまぁ後30人位かな？
甘かったです。
結局、タクシーに乗るまで吹雪の中五時間半立ってました。
もちろん、その場に居たのは僕だけではなく、大勢の人がいました。皆つらかったです。
でも、皆さん無意味に怒る事もなく、それぞれが目的地を言い合い、１台のタクシーに一人でも多く乗り合い、少しでもお互いが早く家路につけるように助けあっていました。
僕は、そんな方からの優しさに助けられ、今日で死ぬかと思いましたが、今こうして暖かいタクシーの中でブログなど書いています。
ひどく喉が痛み、爪先はいまだに痺れ、腰痛が出て、空腹からなのか気持ち悪いのですが、とてもいい気分です。(^-^)
本日の２月４日、雪でした。
前日の２月３日は全国的に春の陽気で、夏日の所もあったようです。
この気温差10度以上。
これなんですよ(-_-;)
何年か前までは、梅雨時と年末年始に、ハグキの不調を訴えて来院される方が多かったのですが、最近は春と秋にも増えてきたのです。
これが、この気温差なんです。
こんな凸凹な気温の変化では、免疫力がガタァーンと衰えてバイ菌に負けて、風邪を引いたり、お腹を壊したり、
そして、
ハグキに異常が現れたり。
今年は、真冬の今頃からこれでは大変です。
ハグキは置いておいても(^_^;)
体調崩さぬように、栄養とって休息とって、免疫力を上げて！
今のうちから強い身体をつくりましょう！
僕も頑張らないと(￣▽￣;)
歯の頭の部分(外から見える部分)と、歯の根っこ(ハグキに埋もれて見えない部分)では、治療する時の気分に違いがあります。
歯の頭の部分が、虫歯だったり割れて欠けてしまっていても、(こりゃ簡単だ(^-^))って感じで治療始める事がほとんどですが、
事態が根っこの方にまで及ぶと、(こりゃ大変だ(-_-;))となることが、しばしばあります。
僕にとって簡単な治療は、患者さんにとっても楽な治療であるはずですし、
僕にとって大変な治療は、患者さんにとっても面倒な治療になることもあります。
歯医者は嫌だなぁって、誰でもそうだと思います。(僕でも行きたく無い所No.1ですから(^_^;))
でも、行く事にいずれなるなら、楽にさっさと終わらせたいと思うのは当然ではないでしょうか。
歯医者に行くは本当に気が進まないと思いますが、ここはグッと諦めて、早目に見せて頂けたらいいなぁっと思います。m(_ _)m
と、諦めてしまっている方が多いようです。
また新しくしないといけないのかなぁ…とか、ハグキが痩せたので仕方ないのかなぁ… と。
確かに、ハグキが痩せたりなどで、あまりにも合わなくてガタガタの場合は新しく入れ歯を作った方が早いかな？(^_^;)
と思う時もありますが、珍しいです。
大体が、少しの調整(ちょっと削ったり)や、少しの修理(継ぎ足したり)で、またずっと使えるようになるものです。
ただ、長年使い続けていると、歯がすり減って高さが合わなくので、残念ながら永遠にもつものではないのも事実です。
ですが、諦めてしまう前に…。
歯医者に見てもらうのも、悪い話ではないと思いますよ(⌒‐⌒)。
と言って、来院される患者さんはけっこういらっしゃいます。
取れた物お持ちですか？と、お聞きすると、無くした！とか、捨てた！という方がいらっしゃいますが、捨ててしまうのはもったいない場合があります。
(歯につける金属には、歯に溝を掘ってつける詰め物と、歯全体を削って被せる被せ物に別けられますが、ここでは詰め物として統一させて頂きます。)
では、何で取れたか？
原因はだいたい二つ。
その歯そのものに問題があるか、
その歯以外に問題があるか、
大きく別けると、この二つ。
歯そのものに問題がある場合、虫歯が原因だったり、歯が割れて欠けてしまった時は残念ながら新しく詰め物をこしらえないといけない場合がほとんどで、取れた詰め物は使えません。
しかし、
詰め物が入っていた歯に問題がないのに取れた場合、お持ち頂いた詰め物に少し手を加えるだけで、そのままもとに戻せる事も意外と少なくないのです。
つまり、
取れた詰め物は、ポイッと捨てずに一応お持ち頂いた方がいいのです。
では、どんな感じで治すのかと言うと、非常に基本的な昔ながらの一般的な治療法です。
取って、詰める。
これだけです。
治す時期が早ければ早いほど悪い部分は小さいし、小さければ小さいほど虫歯を取る時痛くない。しかも、キレイに治せる。つまり、虫歯を取った所は穴があくので、歯と似た色をした詰め物を詰めて治すのですが、単純に小さいほど目立たないって話です。
残念ながら、どんなに一生懸命お手入れしていても虫歯になることがまれにあります。
なってしまったら治すしかないのですが、それは早ければ早いほどいいですよっていう単純な事を長々と書いていました。
ただ、最後にひとつ。
そんな小さい痛くない虫歯なんか、どこにあるか分からないよ。と思われた時、そんな時こそ歯医者の出番なのです。(^o^;)
今日も、虫歯の治療している時に患者さんから言われた事があります。結構よく言われる事なんですが…
「この虫歯は痛くなかったから、大丈夫だと思ったんだけどね。」って。
そう。実はその通りなんですよ。
僕も、虫歯のイメージは、痛くて、仕方がないからセイロガン詰めて(+_+)って感じですが…。
これって、子供の頃の記憶なんですよね。つまり、乳歯の時のイメージがずーっと今も残っているのです。実は大人の歯つまり永久歯は、だいぶ違うのです。簡単に言うと、あんなにすぐ痛む事なんて無いんです。
これは、乳歯と永久歯の構造の違いがあるからです。細かいことはいずれまた書くとして、これだけは覚えて頂きたいのは、永久歯の虫歯が原因で痛みが出ている時は、思った以上に悪くなっていることが多いです。だから、痛くなる前に先手を打って治しちゃった方がいいのです。
続く…。